「この場所で泳がないでください」「ここに立ち入らないでください」「これは食べ物ではありません」——。私たちの身の回りには、さまざまなルールや禁止事項が存在する。これらは私たちを危険から遠ざけてくれるものだが、一方で挑戦や発見のチャンスを摘み取るものでもある。では、「ここにルールはありません」「あなたたちがルールをつくってください」と言われたらどうだろう。山口市のアートセンターで生まれた不思議な遊び場から、自治意識や社会参画の本質について考えた。
(この記事は2023年7月20日(木)に発売された『XD MAGAZINE VOL.07』より転載しています)
山口情報芸術センター[YCAM]
山口県山口市にあるアートセンター。通称「YCAM(ワイカム)」。市立図書館、ギャラリー、スタジオ、劇場、シアターを有する文化複合施設。2003年11月1日の開館以来、市民やさまざまな分野の専門家と「ともにつくり、ともに学ぶ」ことを活動理念に掲げ、メディア・テクノロジーを用いた新しい表現の探求を軸に活動。展覧会や公演、映画上映、子ども向けのワークショップなど、多彩なイベントを開催している。建物の設計は磯崎新。今年で開館から20周年を迎える。 トップ写真|撮影:山中慎太郎(Qsyum!)
鑑賞者のまなざしが作品を育てる
滑ったり、走ったり、転がったり。叩くとLEDライトが光る壁、通り抜けると音が鳴るトンネル、押すと照明の色が変わるボタンもあったりする。
たくさんの子どもたちが、各々の遊び方を発見して楽しむこの空間は、山口情報芸術センター(通称「YCAM(ワイカム)」)の「コロガル公園」シリーズだ。2012年より“未来の公園”を目指すプロジェクトとして始まり、「あそびが解き放つ、はじまりの創造力」を育む場として、その後はYCAM館内を飛び出し、国内外で開催され続けている人気プロジェクトである。
今年で開館20周年を迎えるYCAMの大きな特徴は、開館当初からギャラリーツアーをはじめとするパブリックプログラムの充実や、ワークショップなどの教育プログラムの開発に力を入れていることだ。YCAMで発表される作品やプロジェクトに対して、鑑賞者の体験を設計するエデュケーター(教育普及)チームが存在し、これまでさまざまな教育プログラムを展開してきた。「コロガル公園」もその一環として生まれたというが、そもそもこうした取り組みに力を入れているのはなぜなのだろうか。YCAMのオープン時より教育普及に携わり、同プロジェクトを立ち上げたチームのひとりである会田大也さん、そして現在教育普及を担当する今野恵菜さんにお話を伺った。
今野「YCAMは2003年の開館当初から、メディア・アートを中心とした新作の制作に注力してきました。他の美術館などで企画された展覧会の巡回展ではなく、国内外の作家やアーティストを招聘し、内部のスタッフと共同でゼロから作品をつくり上げ、まずはYCAMで発表。その後国内外に向けてツアーをするという流れです。つまり、生まれたばかりで評価が定まっていない作品に最初に触れるのが、山口の人々ということ。発表されたばかりの作品にとって、最初に受けるフィードバックや感想はとても重要です。主体的に作品に関わる意識を持って、実りあるフィードバックをする人たちが市内に溢れれば、YCAMの作品づくりへの緊張感も高まります」
そのように作家と鑑賞者が相互に作用し合う状態こそ、YCAMが理想とする関係性だ。アート鑑賞には、作家のアウトプットを鑑賞者がインプットして終わる一方通行のようなイメージがあるが、その認識自体必ずしも正しいとはいえない。
会田「写真でも絵画でも彫刻でも、アート作品と呼ばれるものは作家だけがクリエイティビティを持っていると思われがちですが、実はそうではないんです。鑑賞者が作品から何かを見出そうとする姿勢はアート鑑賞において大事な要素。なのでどんなジャンルのアートであれ、鑑賞者側が持っているクリエイティビティと掛け合わさって初めて作品鑑賞が成立するといえます。
特に、開館当初からYCAMが重点的に取り組んできたメディア・アートは、鑑賞者の動きが作品に反映されるなど、性質上インタラクティブな要素が強い。『何これ、つまんないな』と言いながら受け身の姿勢で鑑賞してる人には、作品も予定調和な反応しか起こさないもの。逆に、好奇心を持って主体的に面白がって鑑賞する人がいると、作家も想定していなかった動作が起きたりして、鑑賞がより面白くなる」
そのためには、作品と鑑賞者がお互いに高め合う状況をつくることが必要となる。こうした考えのもと、YCAMでは作品づくりだけではなく、主体的な鑑賞者を育てるパブリックプログラムの充実にも力を入れることになった。
会田「レベルの高いものに触れ続けると、目が養われて生半可なものでは支持されなくなります。香川ではうどんに厳しい目を持つ人が多くて、金沢では和菓子に厳しい目を持つ人が多いはず。見る目が厳しい人がたくさんいれば、そこが本場になります。どうすればそういう状況をつくれるだろうか、と開館当初から考えてきました」
大人の価値観で子どもを誘導しない
生半可な作品では満足しない受け手の存在が、つくり手のレベルを底上げする。とはいえ、受け手の素養が一朝一夕に身につくはずもない。だからこそ、未来ある子どもたちへのアプローチが重要だ。ここで「コロガル公園」の話に戻ろう。
会田「作家と鑑賞者の相互作用が如実に現れるのがメディア・アートですが、じゃあ作家側のクリエイティビティを最小にして、逆に鑑賞者側のクリエイティビティを最大化させてみたらどうなるんだろうと思ってつくったのが『コロガル公園』です」
会田さんが「コロガル公園」を立ち上げる際に参考としたのは、国内外にある“プレイパーク(冒険遊び場)”だ。ブランコや鉄棒などの遊具がなく、子どもたちはその場にあるものを活用して自主的に遊びを創造する。つまり、「遊びをつくる」ことそのものを楽しむのが、プレイパークの醍醐味。
もともとは1930年代に、デンマークの造園家カール・テオドール・ソーレンセンが、自分の設計した公園に子どもが寄り付かず、その裏にあった資材置き場がむしろ人気の遊び場になったことに衝撃を受けたのをきっかけにつくられ、その後イギリスを中心に普及。1970年代には日本にも上陸した。そんなプレイパークに着想を得て、「これをYCAM流にカスタマイズするなら」と、場内にメディアツールを埋め込む形で「コロガル公園」が誕生した。
YCAMのHPによると、「コロガル公園」シリーズは「子どもたちが遊びを通じて自ら考え、創造するための環境としてデザインされた遊び場」と説明されている。「自ら考え、創造する」というのは、先の「主体的な鑑賞体験」の話にもつながるのでは。一体どんな体験設計がなされているのだろうか。
会田「『コロガル公園』シリーズには、施設側で定めたルールは一切ありません。その代わりに『自分の責任で安心・安全な遊び方をする』という誓約書にチェックをしたのちに入場できる仕組みで、そこで利用者の主体性を意識づける。場内にはプレイリーダーと呼ばれるスタッフを配置し、子どもたちが大怪我をしないための配慮こそするものの、率先して何かを指示したり、教えるようなことは基本的にはしないんです」
今野「これは自戒を込めて話すのですが、こちらが要らない気を回し過ぎると、子どもたちの振る舞いが『お客さん』になってしまうんです。我慢してでも口出しをしないでいた方が、子どもたち自身が主体性を持った動きをするようになります」
施設側の定めるルールがなく、スタッフが何かを教えるわけでもない。遊び始めたばかりの子どもたちは、その状況に最初からうまく溶け込めるわけではないそうだ。例えば場内でボール遊びがしたいとき、大抵の子どもはまずプレイリーダーに許可を求めるという。
会田「『ボール遊びしていい?』って聞いてくるけど、それはお客さんとしての振る舞いなんですよね。許可を求めて大人が認めたら、『もうぼくには文句を言うなよ』みたいな」
今野「責任を大人にパスするようなことですよね。でも、学校などではそれが正しい行いとされていることが多い。しかし、ここは学校ではない。大人が正しくて、子どもがそれに従うという価値観がここにはない」
会田「だから、『じゃあここでボール遊びしたらどうなると思う?』と聞き返すことしかしていないんです。自分で考えるように促す。結局、許可もある意味、大人の価値観の押し付けですよね。大人が良し悪しを判断することで子どもを誘導することはなるべく避けたい。以前、『元気に挨拶する子は好きだけど、ちゃんと挨拶しないあの子は嫌い』というプレイリーダーがいて、『大人の価値判断を適用したらこの場がどうなるのか?』って議論をしたことがありました。ここは別に倫理的に正しいことをするための場所じゃない。むしろ大人の価値観とは別に、この場でしか通用しない独自の秩序や哲学が生まれるのかを観察してる感じです」
今野「子どもたちは私たちをよく『先生』と呼びますが、その度に『先生じゃないですよー』と訂正します。細かい話ですがこのマインドセットは結構重要。私はこの場の管理者ではない、と最初に周知すると、言われたことに従えばいいという考えの枠組みが外れるんです。『コロガル公園』シリーズに限らず、他のワークショップでもその点は気をつけています」
大人の価値観に縛られず、自分たち独自のルールで遊び場をつくる。子どもによる子どものための場所と聞けば、秘密基地のようで楽しそうだ。とはいえ子ども同士が上手に話し合えるとは限らない。
会田「言語能力に限界はあるので、筋道を立てて状況を整理整頓するのがプレイリーダーの役目です。だけどそのときも物事に対する価値判断を与えないように気をつけます」
大人に与えられたものに従うのではなく、自分たちで考える。そういった体験を経て、子どもたちは徐々にそれぞれの専門性を発揮していくという。
会田「滑り台の遊び方については私が詳しい、とか、掃除に関してはぼくがよく知ってる、とか。あと、山口県の方言でスイバリと呼ばれる、木の端っこにできるトゲトゲ。それを見つけた子どもが『危ないよ』ってプレイリーダーに教えてくれるんです。そんなときもプレイリーダーが対処してあげるんじゃなくて、『見つけてくれてありがとう』ってその子に紙やすりを渡して『削ってきて』と伝える。そうするとその子が直してくれるんです。そういう積み重ねから、『ここは自分の場所だ』というオーナーシップが生まれると分かってきました。お客さんとして振る舞うんじゃなくて、『自分たちの場所』という感覚が生まれていく様子を見て手応えを感じ、そこから子どもたちの自治意識を後押しするようなコンセプトを付け加えていきました」
遊園地とは正反対の楽しみ方を
「コロガル公園」シリーズは平均で3ヶ月ほど設置されるが、この期間中に数回、「子どもあそびばミーティング」という話し合いの場が持たれる。これもまた子どもたちの主体性や創造性を引き出す仕掛けのひとつだ。公園で遊ぶ子どもたちとスタッフが、この場をより良くするための方法をディスカッションするイベントで、出てきたアイデアの中から子どもたちの投票で選ばれたものは、その後実装される。YCAMにはインターラボという研究開発チームがあり、例えば「ボタンを押すと突風が吹いてくる仕掛けがほしい」という要望に数日のうちに応えることができるのだ。自分の声がその場に反映される楽しさを、他のテーマパークと比較しながらこう説明してくれた。
会田「ディズニーランドは全てが緻密に設計されていて、来場者は運営側の思惑通りに遊ぶことが想定されています。いわば“ハック”の要素がない遊び場を突き詰めた究極の形。もちろん楽しいけど、超エリートの設計者がいないとできない。これに対し、ぼくらは“ハック”し甲斐のある、つまり、自分たちでルールをつくったり、遊び方を生み出したりできる場所をつくろうと。子どもたちが自ら話し合ったり折衝したりしながら、その場所を組み上げていく面白さを体験してほしい。それはディズニーランドでは経験できない遊びだから」
この取材中、“ハック”という言葉が頻繁に登場した。『技術やアイデアを駆使し、独自に改造や拡張ができる』という本来の意味から、彼らの言う“ハック”はより広い意味で「創造性を発揮できる」「自分の意思を反映できる」という意味だと受け取った。そこでは、子ども同士による衝突も起きるが、それもまた極端に忌避すべきものではないという。
今野「『ちっちゃいケガをたくさんして、大きいケガを防いだ方がいい』というのはスタッフの間で共有している考えです。ものをつくったりルールをつくったりするときも同じで、ずっと全員が摩擦を避けていたら面白い遊びは生まれない。小さな衝突を繰り返しながら人と折衝することを学ぶものですし、摩擦がたくさんあった方がいいものが生まれます」
だからこそプレイリーダーには、最大限観察しつつも口出しを最小限にしながら、状況をロジカルに整理する役割が求められる。
会田「プレイリーダーについて調べているとき、ジョン・ベルテルセンという人の存在を知りました。その後のプレイリーダーの在り方に大きな影響を与えた人物で、彼の日記には『とにかく観察に徹しなさい』『口出しするのは最後でいいよ』といった哲学が残されていました」
大人が観察に徹し、子どもたちの自治意識が芽生えるようなフォローに回る。その結果として起きた最も象徴的な出来事が、子どもたちによる存続希望の署名活動だ。2012年に誕生した「コロガル公園」は、翌年2013年には「コロガルパビリオン」と名を変え、YCAMの建物の前に設置された。
会田「『コロガルパビリオン』の会期が終了に近づくうち、『まだ遊びたい』という声が上がり始めました。そこで当時小学校4年生と5年生の二人が中心となって、期間延長運動をスタートさせ、最終的に1,000人を超える署名が集まったんです」
今野「親戚の叔父さんに聞いたら、エクセルで署名用のシートをつくってくれたみたいで『ここに賛同する人の名前を集めよう』と子ども同士で盛り上がっていったみたいです」
集まった署名は山口市長まで届けられ、その結果、さらに翌年の2014年に「コロガルパビリオン」を開催するための市の補正予算がつくことになった。自分たちの願いを実現するため、適切な手順で行動し行政を動かした経験は、社会参画意識の礎となるだろう。
失敗を怖がらせない工夫
「コロガル公園」シリーズは、その後さまざまな形で派生していく。2015年に開催された展覧会『Think Things——「もの」と「あそび」の生態系』は、遊びのルールが生まれる瞬間に着目したもので、来場者がオリジナルの遊びを生み出す企画。また、参加者が自らオリジナルのスポーツを編み出す「スポーツハッカソン」や、そこで生まれた新しい競技で遊ぶ「未来の山口の運動会」なども、参加者の主体性を引き出す工夫がなされ、彼らのアイデアによっていかようにも変化する特性を持つ。
そこで気になるのが失敗に対する考え方だ。主体性を発揮したり、アイデアを出したりすることには、失敗のリスクが伴うもの。「コロガル公園」に携わってきたスタッフは、ある記事でこう語っている。
「遊びのいいところは、失敗や不正解という言葉を挑戦や実験というポジティブな言葉に変えてくれるところかもしれません」
今野さんもまた失敗をネガティブな経験に終わらせないよう、こんな工夫をしていると話す。
今野「『未来の山口の運動会』では、事前にグループに分かれて新しいスポーツをつくり出します。そのとき、座ったままのチームはアイデアがあまり出ない。だから、まずは立ってもらうんです。そして、ひとつのアイデアがうまくいかないことが分かったら、「じゃあどうする?」と次々に案を出してもらう。うまくいかない状態で着地させた瞬間それが失敗になるから、そうならないようどんどん進んでもらう。さらには、私たちスタッフも失敗する姿を見せる。そうすると、あくまで失敗は大きな目標のためのステップにすぎないことに気づいてもらえます」
うまくいかない地点で着地せず進めていけば、失敗はただの通過点になる。とはいえ、普段の生活で自ら手を挙げて発言したり行動したりするのに慣れていない人が、ワークショップに参加した途端に積極的になることはまずないのではないだろうか。ファシリテーターはどうやって参加者の積極性を引き出すのか。
今野「自分から手を挙げて話さない人でも、こちらから『どうですか?』と話を振ると、みんな意外と話してくれます。ファシリテーターには知識を伝える役割もあるけど、基本的には聞く係。『コロガル公園』シリーズのプレイリーダーと同じですね。どこに疑問を感じるか、どこにしっくりこないのか。どこを面白いと思っているのか。それをなるべく本人に言語化してもらうことが、主体性を促す最初のステップかなと思います」
「全てを設計できる」なんて考えは驕り
ここまで話を聞いて、YCAMが「遊び」を通じて実現したいものが明らかになってきた。ルールを自分で考える。その場所に当事者意識を持つ。主体的に行動し始める。しかし立ち止まって考えると、それは一体なんのためだろう。会田さんが開館20周年事業のパンフレットに寄せた文章に、そのヒントがあった。
「世界的なパンデミックや大国による武力での状況変更といった予期せざる事態が次々と起こるなかで、私たちにはある能力が問われているように思えてなりません。それは未曾有の状況を洞察し、仮説を立て、勇気を持って行動に移していく力です。私はこの力こそ『創造力』と呼ばれるものの正体なのではないかと考えます」
ひとつの“正解”を求められがちな受験勉強では、会田さんの指す「創造力」は生まれにくい。ここでいう「創造力」は無論、大人である私たちにとっても必要な力だ。現実には矛盾が多く存在し、物事はひとつの尺度では測りきれない。
会田「学校の先生が『小さな生き物にも等しく命があるんだよ』と授業で話すのを聞いて、そうだなと思う。だけどそれを魚屋のオジサンに話したら、包丁で魚を捌きながら『魚の命を奪うことで人間も生きてるんだ』と言う。それで初めて葛藤が生まれるわけですよね。どちらが正しいんだろう、と考える。こういう葛藤の中でこそ学ぶものは大きいし、これは設計してできるものではない。ぼくたちがやってることも、なんでもかんでも設計できると思ったら驕りですから(笑)」
今野「ここで学んだことに気づくのも10年後かもしれないし」
タイムパフォーマンスが求められる時代において、YCAMのスタッフは大きな樹木を育てるかのように、長いスパンで教育を捉えている。その姿勢に不思議と癒されるような気持ちになる。
最後に、YCAMが目指す今後の展望を聞いた。
会田「公共文化施設は、みんなにとって満遍なくいいものをつくろうとした結果、誰にとっても面白くないものになることが多い。でも、関わりしろがあって、ハッキングできる要素のある施設であれば自分ごとになるし、その場所のイベントにも愛着が湧いてくるはず。そういうことを実現する、まだ見たことのない公共文化施設の在り方を模索していきたいです」
子どもたちの主体性や社会性を引き出す「未来の公園」を生み出したチームは今、市民が関わる余白を持った「未来の公共文化施設」に向かって歩みを進める。
取材・文/碇雪恵 写真/タケシタトモヒロ(写真1,8枚目)
——7月20日発売のXD MAGAZINE VOL.07 特集『遊ぶ』は、全国の取り扱い書店のほか、プレイドオンラインストア、Amazonなどで販売中です。